あるブログで、『わが子を「メシが食える大人」に育てる』(高濱正伸著:廣済堂出版)の中に「メシを食っていける大人」にする5つの基礎力という文章があると紹介されていました。5つの基礎力とは以下のようなものだそうです。
1.言葉の力
人が言っていることや文章を的確に理解してポイントをつかむ力と自分の考えを的確にわかりやすく相手に伝える表現力。
2.自分で考える力
勉強でも日常生活でも、自分なりに考え、判断する力。これまで身につけた知識や技能を活用する力。物事を筋道立てて考える力。
3.思い浮かべる力
具体的な物や事象だけでなく、人の心など抽象的なこともイメージできる力。細かな点だけではなく、全体も俯瞰して見ることができる感性。
4.試そうとする力
興味・関心のあることや面白そうなことにチャレンジしたり、与えられた課題を解決するためにさまざまな方法を試そうとする意欲。
5.やり抜く力
一度始めたことを、多少の困難があっても最後までやり抜こうとする力。やり始めたことに集中して取り組む力。コツコツ続ける力。
皆さんは上の5つを読んで、一体何をお感じになったのだろう?
これらは今の子どもたちに不足していると言われています。しかし、親は子どもの鏡とも言われています。ならば子どもに不足していると感じることは、実は親である私たち大人にも不足しているのではないでしょうか?今の世相を見るとそう感じざるを得ません。