長時間勉強しているのになぜか成績不振!?

父母面談でよく聞かれる相談の一つが、「長時間勉強しているのに成績不振」です。

その原因をいくつか挙げてみます。

1.基礎が出来ていないのに応用・演習問題に取り組んでいる。

これだと唯解答を覚えるだけになってしまい、応用力がつきません。先ずは基礎を確認し、固めていきましょう。

2.毎回休まずに授業を受けてはいるが、授業で満足してしまい、復習を怠ってしまう。

授業中理解できたということで復習を怠っていると忘れてしまいます。理解したことを定着させる作業=復習が大事です。

3.授業で配られた補充プリント・演習プリントをやらない。

授業で教えたことを定着させたたり、より発展的な問題をやってもらうなど様々な理由で補充プリントを出しますが、鞄に入れたまま忘れてしまったり、ファイルに挟んだままにしていたりと、やらない生徒がいます。出す側としては理由があるから出す訳です。

4.塾のテキストの理解も不十分なのに、他の問題集・参考書に中途半端に手を出している。

勉強は「狭く深く」が鉄則です。色々手を出すとどれも中途半端に終わってしまい、不確かな使えない知識ばかりが増えてしまいます。塾・予備校ではその生徒が目標の大学に合格するために必要十分な知識を身につけてもらうための教材・プリントを出しています。まずそれを完璧にしてから、余裕があれば他の教材に手を出すのがいいでしょう。

5.携帯を見ながら勉強している。

携帯を机の脇に置きながら勉強している生徒がいます。勉強しながら携帯を見ているのか、携帯を見ながら勉強しているのか分かりません。勉強で大事なのは「集中」です。「ながら勉強」は机に向かっている時間は長いですが、実質的な勉強しているといえる時間は驚くほど短いといえるでしょう。

 

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