私は浪人生活の4月から、中学レベルの内容から受験勉強をスタートしました。というのも、小学校・中学校ではほとんど勉強せず、高校も進学校ではなかったため、大学進学に向けた十分な勉強や授業を受けてきませんでした。現役時は一般入試を一切受けず、総合型選抜でチャレンジしましたが、すべて不合格という結果でした。しかし、高校3年生の3月に「将来どの分野で何をしたいのか」が明確になりました。そして、その目標を実現するためには大学進学が必要だと気づき、浪人を決意しました。多くの浪人生とは大きく異なるスタートでしたが、1年間浪人生活を送った経験から、主にこれから浪人を選ぶ人に向けて書きたいと思います。
勉強において「量より質」という言葉をよく耳にしますが、私は浪人生活を通じて「質を上げるためには、まず量が必要」だと実感しました。そのための環境がTSKには整っています。自習室が朝から夜まで利用できることは、浪人生にとっていい環境でした。もちろん、最初から長時間集中することは簡単ではありません。私自身も最初のうちは、思うように集中できない日が多くありました。しかし、継続することで徐々に集中力が伸び、受験後半には12時間を超えて勉強する日も珍しくなくなりました。
TSKでは「一日中勉強しなさい」というようなルールはありません。その分、勉強内容や計画はすべて自己管理になります。なので、「勉強の順序」と「休憩」のサイクルを自分で作り、周囲に流されず、絶対に崩さないことが重要です。(私は学校の時間割のように、教科ごとに時間を決めて管理していました。)
スマホは、触らなければ触らないほど良いです。「集中が切れた瞬間にパッと触る癖」は、絶対にやめた方がいいです。もしやめられない場合は、視界に入らない場所や手の届かない場所に置くなど、物理的に距離を取るのがベストです。
TSKのゼミ式授業は先生との距離が近く、休憩時間に雑談できるほどの距離感があります。そのため、授業中も躊躇せず質問でき、「分からないこと」や「少しでも引っかかった部分」をその場で解決することができました。
時にビシバシと指導してくださる先生もいて、緊張感とメリハリがある授業空間でした。少人数制のため、先生が生徒の反応を見ながら確認してくださり、すぐに答えを教えるのではなく、一度自分で考える時間が与えられたことも、大きなメリットです。そのおかげで、復習時に大きくつまずくことは少なかったです。もちろん、勉強面などで困ったときには、各教科の先生方や卒生チューターにも相談できます。
受験勉強では、学力だけでなくメンタル面との戦いも不可欠です。特に浪人する人には、「なぜその大学に行きたいのか」「なぜ行く必要があるのか」を明確にしておくことが重要だと思います。理由が明確になるほど、周りに影響されず、自分軸で1年間勉強を続けることができます。その結果、私は第一志望に合格することができました。もちろん、浪人生活には不安がつきものですが、自分に合った環境に身を置くこと、そして1年間継続してやり切るその努力は、必ず結果として自分に返ってきます。簡単ではありませんでしたが、TSKの環境と先生方を信じて勉強をすれば、良い結果が待っています。








