1.クリニックテストとは
「語彙力」、「会話」、「英作」、「文法」、「読解」の分野ごとにA~Eレベルに分けてその能力を判断していくものです。その結果を基に英語の指導方針と指導内容、テキストのレベル、クラス設定の参考にしていきます。
2.クリニックテストの結果とテキストのレベル
(1)偏差値40以下=入門クラス(完全個別用テキスト):高校初級レベルの完全個別用テキストを用いて、中学英語~高校初級英語をマスターしてもらいます。到達目標は偏差値50です。
(2)偏差値40~45=ステップラダークラス(ステップラダー英語テキスト):ステップラダー英語で高校初級レベルから始めて、大学入試に必要な英語の基礎力を養っていきます。到達目標は偏差値60です。
(3)偏差値45~50=初級クラス(基礎総合英語γテキスト):高校初級レベルから文法項目ごとに、「文法」、「整序英作」、「読解」と分けて大学入試英語の基礎力を総合的に養っていきます。適時、ステップラダー英語のテキストも併用していきます。到達目標は偏差値60~です。
(4)偏差値50~55=中級クラス(総合英語βテキスト):高校中級レベルから文法項目ごとに、「文法」、「整序英作」、「自由英作」、「読解」と分けて大学入試英語の実力を養成していきます。さらに「読解βシリーズ(中堅私大~マーチレベル)」を適時挟んでいきます。到達目標は偏差値65~です。
(5)偏差値55~=難関Sクラス(テキストαシリーズ):テキストを文法編と読解編に分けて難関大向けの英語力をつけていきます。適時「構文テキスト」も加えて学習していきます。到達目標は偏差値70~です。
2.クラス編成とクラス移動に関して
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- クラス編成は完全レベル別で基本的に上記のテキスト別に「4名以下」の人数で編成していきます。学年別ではありません。クラスや科目によっては1名クラスや2名クラスになることもあります。クラス編成に関しては、テストの成績はもちろんですが、本人の希望も取り入れて柔軟に対応していきます。
- クラスのステップアップは模試の成績や普段の授業での学力の伸びを参考に決めていきます。移動時期は決まっていません。担当の講師が必要だと判断したときに移動してもらいます。その際、「移行期間」として、元のクラスと新しいクラスとを並行して一定期間受講してもらう場合もあります。ダブって受講することになりますが、その料金は頂きません。通常は、入門⇒初級⇒中級⇒Sクラスというようにステップアップしていきますが、初級からSクラスへというようにいわゆる「飛び級」の場合もあります。