「大学受験に向けて英語を基礎から勉強したいのですが、どうすればいいのでしょうか?」という質問をよく受けます。
大学受験では、中学英語から高校英語まで幅広く出題されますが、だからといって中学のテキストから始める必要は全くありません。それは大学受験のための基礎英語だからです。では、「基礎」とは何か、どう学んでいけば良いのか。
ズバリ!「動詞」です。というのも動詞はどの分野にも必ず関係しているからです。例えば、英語の五文型を決めるのは自動詞と他動詞です。この区別から動詞の語法問題が始まります。現在分詞と過去分詞の用法、関係代名詞と関係副詞の使い分けなど、大学受験英語で重要な項目の全てに係わっています。
そこで学び方です。まず、Be動詞と一般動詞の区別がつくか、現在形・過去形は覚えているか、疑問文・否定文を正しく作れるか。これらを完全にすることが肝心です。特に中高一貫校に通っている生徒は要注意です。高校受験組は高校入試でいったんリセットされますが、一貫校に通っている生徒はリセットされずに6年間過ごしていることがあります。大学受験勉強を始める時に初めて基礎の基礎が分かっていないことが判明することが多いのです。今のうちに先ず確認しておきましょう!