TSKには鬼がいる!

 生徒たちの間でTSKには鬼がいると噂されています。「鬼の古文」と異名をとる(笑)大倉講師です。彼に古文のポイントを語ってもらいましょう。

ちなみに大倉先生は決して強面な先生ではありません。むしろ一見すると繊細な文学青年(?)に見えます。実際、短歌の歌人でもあります。ただ、「教えること」「学ぶこと」に関して決して妥協していないだけです。その分、受講する際には中途半端な気持ちで受けるものには厳しくなります。彼のテキストで中央や立教の入試問題を的中させていますし、センター古文満点を取るものも出ています。論理的で精緻な講義・解説は一見の価値があります。

「古文」学びのポイント

古文学習の基本は、①単語の暗記、②文法の理解、③文章の読解、という三つの項目を“往復”することです。つまり、語学的な面を大切にしましょう。
①については「現代と異なる意味の語」や「現代では使われなくなった語」を中心とするのが取り組みやすいかと思います。

 ②については「用言」や「助動詞」といった<活用するもの>を皮切りに、「敬語」などを少しずつ加えてゆくことをお勧めします。

 ③は、①②を踏まえながら丁寧に解釈することが重要です。解釈してゆく中で設問の答えも考えましょう。矛盾のない論理的な解釈が出来ると自然に問いも解けるということが分かってくるはずです。

 最後に身近な表現に注目し、例えば「悩める若者」の“る”や「ニッポン、勝つ」に補う助詞を考える姿勢を持ち続けたいものです。発展的な学習方法はまたの機会に。

PAGE TOP